米国務長官がシリア政権に警告、「化学兵器使用なら確実に行動を起こす」
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【12月4日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は3日、シリア政府が自国民に対し化学兵器を使用する可能性があることについて、「実際にそうなれば一線を越えたと解釈」して米国は確実に行動を取る方針だと述べ、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権に「強い警告」を発した。
クリントン国務長官はチェコのカレル・シュワルツェンベルグ(Karel Schwarzenberg)外相との会談後、「われわれはアサド政権に、彼らの行為は非難に値するものだという極めて強い警告を改めて発する」、「アサド政権が自国民に対して化学兵器の使用に踏み切ったという確固たる証拠が得られた場合に、われわれがどのような手段を取るのか現時点で詳しくは明かさないが、われわれはそうした事態になれば確実に行動を起こす計画を立てていると言えば十分だろう」と述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が3日報じたところによると、最近シリア軍が化学兵器を移動させたことが分かり、欧米の政府当局者は仲介者を通じてシリア政府に警告を発したという。 (c)AFP
クリントン国務長官はチェコのカレル・シュワルツェンベルグ(Karel Schwarzenberg)外相との会談後、「われわれはアサド政権に、彼らの行為は非難に値するものだという極めて強い警告を改めて発する」、「アサド政権が自国民に対して化学兵器の使用に踏み切ったという確固たる証拠が得られた場合に、われわれがどのような手段を取るのか現時点で詳しくは明かさないが、われわれはそうした事態になれば確実に行動を起こす計画を立てていると言えば十分だろう」と述べた。
米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が3日報じたところによると、最近シリア軍が化学兵器を移動させたことが分かり、欧米の政府当局者は仲介者を通じてシリア政府に警告を発したという。 (c)AFP