【11月30日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のラマラ(Ramallah)では29日夜、広場に設置された巨大スクリーンの前に人びとが集まり、国連(UN)でのパレスチナの地位を「オブザーバー国家」へ格上げする国連総会決議の採択の行方を固唾をのんで見守った。

 決議が圧倒的多数で採択されたことが発表されると、それまでしんと静まりかえっていた広場では喜びが爆発。花火が打ち上がり音楽が鳴り響く中、人びとは「神は偉大なり」と口々に叫んだり空に向けて銃を撃つなどして「国家」格上げを祝った。(c)AFP