CIA長官辞任発端女性と不適切なやりとり、アフガン駐留米軍司令官
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【11月13日 AFP】米中央情報局(CIA)のデービッド・ペトレアス(David Petraeus)長官が辞任することになった不倫問題をめぐり、アフガニスタン駐留米軍のジョン・アレン(John Allen)司令官が、この不倫問題の発端となった女性との「不適切な」電子メールについて調査を受けている。米国防総省高官が13日、語った。
バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の再選からわずか数日後にワシントンD.C.(Washington D.C.)を揺るがしたペトレアス氏のスキャンダルは衝撃的な展開を見せている。
米国防総省高官が記者団に語ったところによると、米連邦捜査局(FBI)は、ペトレアス長官の不倫発覚の引き金となった女性、ジル・ケリー(Jill Kelley)氏とアレン司令官との間で3万ページに上る文書(主に電子メール)のやりとりがあったことを突き止めたという。
■不倫発覚のきっかけの女性と「不適切」メール
駐留米軍司令官としてイラク戦争の形勢を好転させた「米国の英雄」ペトレアス氏は、同氏の伝記を執筆したポーラ・ブロードウェル(Paula Broadwell)さんとの不倫問題を受けて、前週、CIA長官を辞任した。
引き金になったのは今年、米フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)在住のジル・ケリーさんが、脅迫メールを受けているとFBIに知らせたことだった。捜査に乗り出したFBIはブロードウェルさんにたどり着き、その後、ブロードウェルさんとペトレアス氏との関係を示す電子メールが発見された。
ある米国防総省高官は、レオン・パネッタ(Leon Panetta)国防長官に同行する記者団の取材に匿名を条件に応じ、アレン司令官の電子メールがペトレアス氏の捜査に関連したものである「可能性は否定しようがない」と述べ、「(アレン氏とケリー氏の間の)不適切なやりとりがあったという疑いも含まれている」と語った。
パネッタ長官は声明で、11日にFBIから報告を受けたと述べ、調査を命じたと発表した。
アレン司令官に対する疑いの内容は明らかにされておらず、軍の電子メールを使ってケリー氏と交信したことが問題視されているのか、あるいは機密情報の漏えいがあったのかについて、政府高官らはコメントを拒否している。(c)AFP/Dan De Luce
バラク・オバマ(Barack Obama)大統領の再選からわずか数日後にワシントンD.C.(Washington D.C.)を揺るがしたペトレアス氏のスキャンダルは衝撃的な展開を見せている。
米国防総省高官が記者団に語ったところによると、米連邦捜査局(FBI)は、ペトレアス長官の不倫発覚の引き金となった女性、ジル・ケリー(Jill Kelley)氏とアレン司令官との間で3万ページに上る文書(主に電子メール)のやりとりがあったことを突き止めたという。
■不倫発覚のきっかけの女性と「不適切」メール
駐留米軍司令官としてイラク戦争の形勢を好転させた「米国の英雄」ペトレアス氏は、同氏の伝記を執筆したポーラ・ブロードウェル(Paula Broadwell)さんとの不倫問題を受けて、前週、CIA長官を辞任した。
引き金になったのは今年、米フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)在住のジル・ケリーさんが、脅迫メールを受けているとFBIに知らせたことだった。捜査に乗り出したFBIはブロードウェルさんにたどり着き、その後、ブロードウェルさんとペトレアス氏との関係を示す電子メールが発見された。
ある米国防総省高官は、レオン・パネッタ(Leon Panetta)国防長官に同行する記者団の取材に匿名を条件に応じ、アレン司令官の電子メールがペトレアス氏の捜査に関連したものである「可能性は否定しようがない」と述べ、「(アレン氏とケリー氏の間の)不適切なやりとりがあったという疑いも含まれている」と語った。
パネッタ長官は声明で、11日にFBIから報告を受けたと述べ、調査を命じたと発表した。
アレン司令官に対する疑いの内容は明らかにされておらず、軍の電子メールを使ってケリー氏と交信したことが問題視されているのか、あるいは機密情報の漏えいがあったのかについて、政府高官らはコメントを拒否している。(c)AFP/Dan De Luce