【10月19日 AFP】2日前、米大統領選の第2回テレビ討論会で激論を交わしたばかりのバラク・オバマ(Barack Obama)大統領とミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事が18日、ニューヨーク(New York)市のウォルドルフアストリア(Waldorf Astoria)ホテルで開かれたチャリティディナーで再び顔を合わせた。 

 大統領選挙の投票日まで18日と迫る中、民主、共和党の大統領候補2人はタキシードに身を包み、笑顔で握手を交わした後、間にローマカトリック教会ニューヨーク教区のティモシー・ドラン(Timothy Dolan)大司教をはさんで着席した。

 先に演説台に立ったロムニー氏は、「わたしの仕事は米国の将来に向けて前向きな展望を提示することだ。しかし、それを誰にも悟られないようにすることが、メディアの仕事らしい」とメディアに対する皮肉を述べた。一方のオバマ大統領も「第1回の討論の後で十分に睡眠をとったので、2回目は万全だった」と自虐的な冗談を述べるなど、大統領選の討論会とは異なりチャリティディナーでの演説はジョークの応酬となった。(c)AFP