【10月16日 AFP】イスラエルの国会(定数120)は16日未明、総選挙の日程を前倒しして来年1月22日に実施する政府案を可決し解散した。

 ベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相は前週、緊縮策を盛り込んだ予算案をめぐる連立政党とのこう着状態を打開するため、来年10月に予定されていた総選挙を前倒しする意向を示していた。

 複数の世論調査からは、周辺地域の緊張や世界経済危機を背景に、ネタニヤフ首相率いる与党リクード(Likud)やリクードと連立している右派政党、宗教政党の勝利がほぼ確実とみられている。(c)AFP