ニュース 政治・経済 チリでデモ行進 、ピノチェト軍政の犠牲者を追悼 クーデターから39年 2012年9月11日 8:50 発信地:サンティアゴ/チリ [ 中南米 チリ ] このニュースをシェア ‹ › ❮ 1/10 ❯ チリのサンティアゴ(Santiago)で9日、アウグスト・ピノチェト(Augusto Pinochet)陸軍司令官の大統領就任につながった1973年の軍事クーデターから39年となる11日を前に、クーデターで殺害、拉致された人々を追悼するデモ行進が開かれた。選挙で選ばれたサルバドル・アジェンデ(Salvador Allende)大統領を打倒した1973年9月11日の軍事クーデターで権力を握ったピノチェト司令官は1974年に大統領に就任。人権団体によると1973~90年の17年間の軍事独裁政権時代に3万7000人が投獄されて拷問を受け、3200人以上が死亡したか行方不明になった。ピノチェト元大統領はこの期間に犯した罪で有罪とされることなく、2006年に死去した。9日のデモ参加者は、死者、行方不明者の写真を持ち、チリ国旗や共産党旗を掲げて行進した。デモ隊の一部が政府庁舎に投石を始め、信号機を破壊したため、警官隊が放水や催涙弾でデモ隊を解散させた。写真は行方不明者の写真を掲げて行進するチリの人権団体の活動家(2012年9月9日撮影)。(c)AFP/Martin BERNETTI 画像作成中 ! 【9月11日 AFP】チリのサンティアゴ(Santiago)で9日、アウグスト・ピノチェト(Augusto Pinochet)陸軍司令官の大統領就任につながった1973年の軍事クーデターから39年となる11日を前に、クーデターで殺害、拉致された人々を追悼するデモ行進が開かれた。(c)AFP 政治・経済 一覧へ> メディア・報道関係・法人の方向け 写真・動画 購入のお問合せ>