【8月30日 AFP】(一部更新)米フロリダ(Florida)州タンパ(Tampa)で開催中の共和党全国大会で29日、副大統領候補に指名されたポール・ライアン(Paul Ryan)下院議員(42)が指名受諾演説を行った。

 ライアン氏は演説の中で、「米国が雇用危機から脱し再び繁栄を取り戻すために、指名を受諾する。私たちにはできる」と自信を示した。

 また米国経済に「大きな政府」という失策を4年間も押し付けたとして、バラク・オバマ(Barack Obama)大統領を非難。「4年間のごまかし政治の後で、米国には状況の転換が必要だ」と述べ、前日に大統領候補に正式指名されたミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事こそが、鋭いビジネス感覚で状況を転換させられる人物だと強調した。

 共和党の全国大会は30日に閉幕する。(c)AFP