【7月9日 AFP】アフガニスタンの復興について協議するアフガニスタンに関する東京会合が8日都内で開催され、汚職を取り締まる改革などを行うことを条件に、国際社会が2015年までに160億ドル(約1兆2700億円)の支援を実施することなどを盛り込んだ「東京宣言」を採択した。

 今回の会合にはアフガニスタンのハミド・カルザイ(Hamid Karzai)大統領や米国のヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)国務長官、国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長ら約80の国と国際機関の代表が出席した。

 米軍などが撤退した後のアフガニスタンは麻薬密売組織や過激派の手に落ちるのではないかとの懸念が出ているが、東京宣言は資金面を含む支援を続けることを約束した。(c)AFP