エジプト大統領選、ムスリム同胞団が改めて勝利を主張
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【6月23日 AFP】6月16、17両日に行われたエジプト大統領選挙の決選投票で、公式開票結果の発表が延期されるなか、ムスリム同胞団(Muslim Brotherhood)が擁立したムハンマド・モルシ(Mohammed Mursi)氏は、予想されている自らの勝利が尊重されることを期待すると述べた。
モルシ氏は、ムスリム同胞団は「対立も暴力も」望んでいないと表明。「対立や暴力、エジプトの安定を揺るがすような企てもない」と述べ、「国の制度や公共財産、私有財産を含め、国を守ることがわれわれの最優先の目標だ」と述べた。その上で、「選挙結果が民意を真に反映することと期待している」と語った。
これより先、首都カイロ(Cairo)市内のタハリール広場(Tahrir Square)には、ムスリム同胞団を支持し、軍最高評議会による権力維持に抗議する多数の国民が集結した。軍最高評議会は公益を害するような企てには「厳しく」対処すると警告した。
大統領選を争ったモルシ氏と、ムバラク政権最後の首相を務めたアハメド・シャフィク(Ahmed Shafiq)氏の両陣営が勝利を宣言しているが、選挙管理委員会が公式開票結果の発表を遅らせたのを受け、双方の間の緊張がさらに高まっている。(c)AFP/Jailan Zayan
モルシ氏は、ムスリム同胞団は「対立も暴力も」望んでいないと表明。「対立や暴力、エジプトの安定を揺るがすような企てもない」と述べ、「国の制度や公共財産、私有財産を含め、国を守ることがわれわれの最優先の目標だ」と述べた。その上で、「選挙結果が民意を真に反映することと期待している」と語った。
これより先、首都カイロ(Cairo)市内のタハリール広場(Tahrir Square)には、ムスリム同胞団を支持し、軍最高評議会による権力維持に抗議する多数の国民が集結した。軍最高評議会は公益を害するような企てには「厳しく」対処すると警告した。
大統領選を争ったモルシ氏と、ムバラク政権最後の首相を務めたアハメド・シャフィク(Ahmed Shafiq)氏の両陣営が勝利を宣言しているが、選挙管理委員会が公式開票結果の発表を遅らせたのを受け、双方の間の緊張がさらに高まっている。(c)AFP/Jailan Zayan