【5月25日 AFP】ミャンマーの最大野党・国民民主連盟(National League for DemocracyNLD)の党首、アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)氏が来週、タイの首都バンコク(Bangkok)で開かれる世界経済フォーラム東アジア会議に出席することが分かった。NLDが24日明らかにした。同氏の国外渡航は1988年以来24年ぶり。

 東アジア地域の各国政府高官や経済界トップらが集まる同会議は5月30日から6月1日までの日程で、バンコクの高級ホテルで行われる。

 ミャンマーでは数十年続いた軍事政権から民政への移行が前年に完了した。スー・チー氏の外遊は同国で進んでいる劇的な政治改革の最新の動きとなる。

 NLDのニャン・ウィン(Nyan Win)報道官は「スー・チー氏は、タイで開催される世界経済フォーラム東アジア会議に出席する」と述べ、5月28日にバンコク入りすると説明した。同氏の現地での予定の詳細には言及しなかった。(c)AFP/Hla Hla Htay