【5月15日 AFP】フランスで15日、社会党のフランソワ・オランド(Francois Hollande)氏が大統領に就任した。ユーロ圏の解体をもたらしかねない財政危機問題が影を落とす中、厳粛な就任式が執り行われた。

 オランド氏は、退任するニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領の出迎えを受けてエリゼ宮(Elysee Palace)入り。サルコジ氏に大統領府へ導かれ、2人だけのプライベートな話し合いを行い、フランスの保有する核兵器にアクセスするためのコードを引き継いだ。

 オランド氏は、最後のあいさつにサルコジ氏を車まで案内。黒のスーツをエレガントに着こなしたカーラ・ブルーニ(Carla Bruni-Sarkozy)さんは、ファーストレディーを受け継ぐオランド氏のパートナー、バレリー・トリルベレール(Valerie Trierweiler)さんとキスを交わした。

 その後、オランド氏は、大統領権限移譲の正式文書に署名し、社会党党員や労働組合代表者、聖職者、軍幹部ら大勢の人々の集まるエリゼ宮のダンスホールへと戻った。

 式典は、世界第5位の大国の大統領の就任式としては控えめな印象で、外国の首脳は1人も招待されなかった。(c)AFP/Dave Clark