【4月20日 AFP】ミャンマーの野党・国民民主連盟(National League for DemocracyNLD)は20日、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)党首をはじめ今月1日の連邦議会補欠選挙で当選した同党議員らが、来週開会する国会のボイコットを検討していることを明らかにした。

 NLDはこれに先立って、国会での宣誓の文言に、軍政が定めた憲法を「護持する」とあるのを「敬意を払う」に変更するよう当局に要請したが、却下されていた。

 NLDのニャン・ウィン(Nyan Win)報道官は党本部で記者団に対し、大統領府に書簡を送って政府に再考を訴えるが、23日の国会開会までには問題の解決が見込めそうにないため、同党議員の国会出席を見合わせることを考えていると説明した。

 ミャンマーのテイン・セイン(Thein Sein)大統領は現在、訪日中。(c)AFP/Shwe Yinn Mar Oo