【3月30日 AFP】欧州連合(EU)は29日、日本で死刑囚3人の刑が執行されたことを「遺憾」とする声明を発表した。

 EUのキャサリン・アシュトン(Catherine Ashton)外交安全保障上級代表は、「3月29日に上部康明(Yasuaki Uwabe)、古沢友幸(Tomoyuki Furusawa)、松田康敏(Yasutoshi Matsuda)3死刑囚の刑が執行され、日本が1年8か月ぶりに死刑を再開したことを、EUは深く遺憾に思う」との声明を発表。改めて日本に対し、死刑執行のモラトリアム(一時停止)を導入し、死刑を回避する世界の潮流に同調するよう呼びかけた。(c)AFP