【3月25日 AFP】南米ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領(57)は24日、再発したがんの放射線治療のため、同日夜にキューバを訪問すると発表した。

 チャベス大統領は、テレビとラジオで放送されたメッセージで「今晩ハバナ(Havana)に向かい、明日、放射線治療を始める」と語った。

 秋の大統領選に向けてすでに選挙運動を行っているチャベス氏は、前年6月に骨盤周辺から腫瘍を初めて摘出。2月26日にも、ハバナで骨盤周辺のがん性腫瘍を摘出している。

 ベネズエラ当局者は、チャベス氏のがんの種類を明言していないが、他の器官への転移は起きていないと述べている。(c)AFP

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