【3月21日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は20日、イラン産原油の輸入量を大幅に削減したとして、日本など11か国をイラン中央銀行と取引のある外国金融機関に制裁を科す法律の対象から外すと発表した。

 対象となる国は日本、英国、フランス、ドイツ、ベルギー、オランダ、イタリア、スペイン、ギリシャ、ポーランド、チェコの11か国。

 クリントン国務長官は、これらの国は、世界的な経済不況という困難な時期にもかかわらず迅速にイラン産原油からの切り替えを図ったと述べ、その努力をたたえた。

 これら11か国のほかに中国やイラン、韓国など12か国がイラン産原油を輸入しているが、これらの国々は今回の適用除外リストに含まれていない。(c)AFP/Shaun Tandon