【3月13日 AFP】米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)と米CBSニュースが行った最新の世論調査で、11月に行われる大統領選挙で再選を目指すバラク・オバマ(Barack Obama)米大統領の支持率が41%に低下したことが12日、明らかになった。

 雇用の改善を含む景気回復の兆しが見られる中での支持率低下で、オバマ政権を取り巻く環境はいっそう厳しさを増している。

 支持率は、現職の大統領再選に必要とされる50%を維持していた先月の調査から9%減少しており、同大統領の再選は不透明になった。

 しかし、同大統領は共和党の候補者指名獲得を目指す最有力候補のミット・ロムニー(Mitt Romney)前マサチューセッツ(Massachusetts)州知事の44%に対しては47%、保守派のリック・サントラム(Rick Santorum)元上院議員の44%に対しては48%と、優位を保っている。(c)AFP