【1月24日 AFP】野田佳彦(Yoshihiko Noda)首相は24日、国会で施政方針演説を行い、消費税を2倍の10%に引き上げる決意を表明した。

 野田首相は、「将来世代の借金を増やし続けるばかりの社会で、若者が『今日より明日が良くなる』という確信を持つなど、無理な相談だ」と語った。

 首相はさらに、「社会全体の『希望』を取り戻す第一歩を踏み出せるかどうかは、この一体改革の成否にかかっている、といっても過言ではない」と述べ、「『日本再生元年』となるべき本年、私は何よりも、国政の重要課題を先送りしてきた『決められない政治』から脱却することを目指す」と決意を表明した。(c)AFP/Huw Griffith

【参考】第百八十回国会における野田内閣総理大臣施政方針演説