【1月18日 AFP】3日間の日程で訪韓中の米国務省の不拡散・軍縮担当特別顧問、ロバート・アインホーン(Robert Einhorn)氏は17日、米国主導のイラン制裁に合わせて、イラン産原油の輸入を削減するよう韓国に要請した。

 アインホーン氏は同日、韓国外交通商省の金在信(Kim Jae-Shin)次官補との会談で、「イラン政府を真剣な交渉に向かわせるため、圧力をかけるよう、すべての同盟国に要請している」と前置きし、「われわれは同盟国に対し、イラン産原油の購入を削減するとともに、イラン中央銀行との金融取引を減らすよう要請している」と述べた。

 韓国は、独自の制裁として231のイラン企業・個人をブラックリストに登録しているが、イランからの石油化学製品や原油の輸入は禁止していない。(c)AFP