EU、イラン産原油の輸入禁止で基本合意
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【1月5日 AFP】欧州連合(EU)外交官は4日、イランへの追加制裁措置として、EU加盟国がイラン産原油の輸入を禁止することで基本合意したことを明らかにした。
追加制裁についてEUと協議を重ねてきた米政府はこれを歓迎。イラン中央銀行に対する米国の新たな制裁措置で中国との「協調」を模索するため、ティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)財務長官が来週訪中すると発表した。
イランは外貨収入の80%を石油収入に依存している。イランは主に中国やインドなどアジア諸国への石油輸出はこれまで通り継続すると明言しているが、制裁措置が発動された場合には輸出に支障が生じ、大幅な値引きを余儀なくされると見られている。
イラン産原油の禁輸措置は30日のEU外相理事会で正式決定される見通しだが、EU外交官によると、発動の時期については合意に至っていないという。(c)AFP/Marc Burleigh
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追加制裁についてEUと協議を重ねてきた米政府はこれを歓迎。イラン中央銀行に対する米国の新たな制裁措置で中国との「協調」を模索するため、ティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)財務長官が来週訪中すると発表した。
イランは外貨収入の80%を石油収入に依存している。イランは主に中国やインドなどアジア諸国への石油輸出はこれまで通り継続すると明言しているが、制裁措置が発動された場合には輸出に支障が生じ、大幅な値引きを余儀なくされると見られている。
イラン産原油の禁輸措置は30日のEU外相理事会で正式決定される見通しだが、EU外交官によると、発動の時期については合意に至っていないという。(c)AFP/Marc Burleigh
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