日印首脳、150億ドルの通貨スワップ協定に合意
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【12月29日 AFP】インドを訪問中の野田佳彦(Yoshihiko Noda)首相は28日、ニューデリー(New Delhi)でマンモハン・シン(Manmohan Singh)首相と会談し、最大150億ドル(約1兆1700億円)の通貨スワップ(交換)協定に合意した。
スワップ協定で、日本は苦境に陥っているインドルピーの保護のためにインドにドルを貸し出すことができる。限度額を30億ドルとする協定は今年に入って期限切れとなっていた。
野田首相はまた、デリー・ムンバイ(Mumbai)間の産業大動脈構想に45億ドル(約3500億円)、高速輸送計画と自然保護プロジェクトに17億ドル(約1300億円)を融資すると発表した。
日本とインドは、アジア地域で強大化する中国に対抗すべく、協力関係の強化を模索している。(c)AFP/Penny MacRae
スワップ協定で、日本は苦境に陥っているインドルピーの保護のためにインドにドルを貸し出すことができる。限度額を30億ドルとする協定は今年に入って期限切れとなっていた。
野田首相はまた、デリー・ムンバイ(Mumbai)間の産業大動脈構想に45億ドル(約3500億円)、高速輸送計画と自然保護プロジェクトに17億ドル(約1300億円)を融資すると発表した。
日本とインドは、アジア地域で強大化する中国に対抗すべく、協力関係の強化を模索している。(c)AFP/Penny MacRae