【12月6日 AFP】日本政府は11月29日、外務省が招聘(しょうへい)中のオーストラリア人元戦争捕虜に対し、「深い反省と心からのお詫びの気持ち」を表明した。日本の外務省と豪メディアが伝えた。

 来日中のオーストラリア人元捕虜らは同日、玄葉光一郎(Koichiro Gemba)外相を表敬訪問した。その中には、女性看護師として戦争捕虜になったローナ・ジョンストン(Lorna Johnston)さん(96)も含まれていた。日本政府がオーストラリアの女性元捕虜に謝罪したのは今回が初めてとなった。

 豪メディアによると、オーストラリア国籍を持ち、60年前からニュージーランドに暮らしているジョンストンさんは、1942年から3年間、戦争捕虜として拘束されていた。ジョンストンさんは同じ時期に拘束されたオーストラリア人看護師76人の中で唯一存命中だとみられる。

 玄葉外相は、日本政府主催の友好プログラムでの来日を通じて、元戦争捕虜の人びととの和解がなされることを期待すると述べた。

 日本はこの数年、英国やオランダ、その他国々からの元戦争捕虜を招聘しており、米国と豪州からの招聘は前年から始まっている。(c)AFP