【12月1日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は30日、ミャンマーの首都ネピドー(Naypyidaw)の空港に到着した。米国務長官のミャンマー訪問は約50年ぶり。長らく軍政下にあった同国での「変革の動き」を後押しするのが目的だ。

 ミャンマーでは、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)さんの自宅軟禁解除や、軍政支配の名目上の終結など、ここ1年で改革主義の動きが続いた。

 クリントン国務長官は記者団に対し、「政治と経済の両面での変革を続けることに関して、現政権の意思を自分自身で確かめたい」と語った。

 国務長官は1日に、改革を推し進めるテイン・セイン(Thein Sein)大統領と会談した後、最大都市ヤンゴン(Yangon)へ向かい、スー・チーさんと会談する予定。(c)AFP/Shaun Tandon