大統領支持派が米大使を標的に、シリア
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【9月30日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)で29日、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領の支持者らが米大使と反体制派指導者の面会場所を包囲し、大使を襲撃しようとする事件があった。米国務省副報道官によると、大使や側近にけがはなかった。
大統領支持者約100人は、反米スローガンを叫びながら、ロバート・フォード(Robert Ford)大使が到着したばかりの反体制派指導者の事務所を包囲し、ドアを破って押し入ろうとした。包囲は2時間に及んだという。
シリアと米国の間の緊張が高まる中、シリア政府は、米政府が「武装集団」を扇動して軍に刃向かわせていると非難していた。
ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は、今回の事件をシリアにおける最も深刻な問題のひとつに位置づけたと述べ、シリアに対し米外交官を保護するためのあらゆる措置を講じるよう求めた。(c)AFP
大統領支持者約100人は、反米スローガンを叫びながら、ロバート・フォード(Robert Ford)大使が到着したばかりの反体制派指導者の事務所を包囲し、ドアを破って押し入ろうとした。包囲は2時間に及んだという。
シリアと米国の間の緊張が高まる中、シリア政府は、米政府が「武装集団」を扇動して軍に刃向かわせていると非難していた。
ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は、今回の事件をシリアにおける最も深刻な問題のひとつに位置づけたと述べ、シリアに対し米外交官を保護するためのあらゆる措置を講じるよう求めた。(c)AFP