6か国協議の韓国・北朝鮮首席代表が会談、再開合意には至らず
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【9月22日 AFP】北朝鮮の核問題をめぐる6か国協議の再開に向けた韓国と北朝鮮代表による会談が21日、北京(Beijing)で行われたが、協議再開での合意には至らなかった。
会談後、北朝鮮側の首席代表、李容浩(リ・ヨンホ、Ri Yong-Ho)外務次官は記者会見で、「われわれは、協議の再開にふさわしい雰囲気の醸成について話し合った」と述べ、「本日の会談結果を踏まえて、前提条件なしでの6か国協議再開を目指していく」と付け加えた。
一方、今秋の6か国協議再開は難しいとの見方を示してきた韓国側の首席代表、魏聖洛(ウィ・ソンナク、Wi Sung-Lac)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長は、今回の会談で大きな成果が上がったとは言明しなかったものの、「有益な会談だった。このような対話も6か国協議再開に向けた努力の一環だ」と話した。
両者の会談は過去2か月で2度目。
2009年4月に6か国協議への不参加を表明した北朝鮮は、無条件での協議再開を求めているが、韓国と米国は、北朝鮮が核兵器の放棄に真剣に取り組む意思を示すことが前提条件だと主張している。(c)AFP/Jonathan Landreth
会談後、北朝鮮側の首席代表、李容浩(リ・ヨンホ、Ri Yong-Ho)外務次官は記者会見で、「われわれは、協議の再開にふさわしい雰囲気の醸成について話し合った」と述べ、「本日の会談結果を踏まえて、前提条件なしでの6か国協議再開を目指していく」と付け加えた。
一方、今秋の6か国協議再開は難しいとの見方を示してきた韓国側の首席代表、魏聖洛(ウィ・ソンナク、Wi Sung-Lac)外交通商省朝鮮半島平和交渉本部長は、今回の会談で大きな成果が上がったとは言明しなかったものの、「有益な会談だった。このような対話も6か国協議再開に向けた努力の一環だ」と話した。
両者の会談は過去2か月で2度目。
2009年4月に6か国協議への不参加を表明した北朝鮮は、無条件での協議再開を求めているが、韓国と米国は、北朝鮮が核兵器の放棄に真剣に取り組む意思を示すことが前提条件だと主張している。(c)AFP/Jonathan Landreth