【8月29日 AFP】（写真追加）民主党（Democratic Party of Japan、DPJ）は29日、両院議員総会で党代表選を行い、決選投票で野田佳彦（Yoshihiko Noda）財務相（54）が海江田万里（Banri Kaieda）経済産業相（62）を破って新代表に選出された。野田氏は30日に国会で新首相に指名される見通し。

　1回目の投票の各候補の得票数は、海江田氏が143票、野田氏が102票、前原誠司（Seiji Maehara）前外相（49）が74票、鹿野道彦（Michihiko Kano）農水相（69）が52票、馬淵澄夫（Sumio Mabuchi）前国土交通相（51）が24票で、有効投票数の過半数に達した候補者がいなかったため、上位2人で決選投票が行われた。

　投票資格を持つ民主党所属の国会議員は398人で、1回目の有効投票数は395票だった。決選投票の得票数は野田氏215票、海江田氏177票で、有効得票数は392票だった。(c)AFP