【8月19日 AFP】訪中しているジョー・バイデン(Joe Biden)米副大統領(68)は18日、習近平(Xi Jinping)国家副主席との会談後、地元の庶民でにぎわう北京(Beijing)市内の繁華街に繰り出し、家族経営の小さな食堂で昼食を取った。

 義理の娘や孫娘、同行の米報道陣とともに訪れたバイデン氏は、この食堂の看板料理だという豚もつを煮込んだスープ「炒肝(チャオガン)」を勧められたが、ブタの内臓と聞いてひるんだのか、肉まんとジャージャー麺を注文した。

 バイデン氏は記者団に「習氏との会談は上々だったが、食事の注文は難しかったね」と冗談めかして話し、地元民で満員の食堂を自身の訪問で騒がせたことを申し訳なく思うと語った。「ゆっくりランチを楽しもうとしていたら、私が現れたんだからね」

 炒肝は北京の庶民的な料理で、スープにとろみがあるため箸ではなくれんげを使って食べる。(c)AFP