オランダ、カダフィ政権の凍結資産をWHOに拠出
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【8月16日 AFP】オランダ政府は15日までに、同国内で凍結されたリビア政府の資産から1億ユーロ(約110億円)を、リビア国民を対象とした医療支援費として世界保健機関(WHO)に拠出した。オランダ外務省のワルド・ベゼメル(Ward Bezemer)報道官が15日、AFPに明らかにした。
これによると1億ユーロは、オランダが3月に凍結したリビアの資産の一部だという。同報道官は凍結資産の総額は明らかにしなかった。
同報道官によるとウリ・ローゼンタル(Uri Rosenthal)外相は国内メディア向けに行った記者会見で、「わたしは常々、制裁は政権を追い詰めるもので、国民を巻き込んではならないと言ってきた。それが今、ここで実践されている。カダフィの凍結された資金は、リビア国民の生命を救うために使われる」と述べ、WHOへの凍結資産拠出は喜ばしいことだと語った。(c)AFP
これによると1億ユーロは、オランダが3月に凍結したリビアの資産の一部だという。同報道官は凍結資産の総額は明らかにしなかった。
同報道官によるとウリ・ローゼンタル(Uri Rosenthal)外相は国内メディア向けに行った記者会見で、「わたしは常々、制裁は政権を追い詰めるもので、国民を巻き込んではならないと言ってきた。それが今、ここで実践されている。カダフィの凍結された資金は、リビア国民の生命を救うために使われる」と述べ、WHOへの凍結資産拠出は喜ばしいことだと語った。(c)AFP