【8月13日 AFP】民主党代表選に出馬する意向を固めている野田佳彦(Yoshihiko Noda)財務相は13日、東日本大震災からの復興を牽引するため、自民、公明両党との連立政権を目指す考えを明らかにした。
 
 野田氏は出演したテレビ東京(TV Tokyo)の番組の中で「与野党が胸襟を開いて話し合っていくことが基本。救国内閣を作るべきだ」、「連立でなければ、政治が前進しない」と述べた。さらにその後、記者団に対し、連立の相手として自民、公明両党を挙げた。

 また、代表選への立候補を正式に表明するタイミングについて質問されると、「菅総理大臣が自らの出処進退を明確にした時に思いを巡らすことはあると思う」と述べた。菅直人(Naoto Kan)首相(民主党代表)は8月末までに退陣すると見られている。(c)AFP