【8月10日 AFP】国内各メディアは10日、菅直人(Naoto Kan)首相が月内に辞任する意向を表明したと報じた。実現すれば、5年で6人目の新総理が誕生することになる。

 前年6月に発足した菅内閣の支持率は、民主党が与党になった後では最低水準の15%程度にまで下落している。

 菅総理は10日の衆院財務金融委員会で、成立を退任の条件としてきた3法案のうち未成立の2法案が成立すれば、「速やかに次の段階に移る準備に入らなければいけない」と述べ、「党内でいえば代表選ということになる。新しい代表が決まれば、私自身が首相として身を処すことが必要になる。そういう段階に入っていく」と答弁した。(c)AFP