【8月10日 AFP】中国当局に身柄を拘束され6月に保釈された著名芸術家、艾未未(アイ・ウェイウェイ、Ai Weiwei)氏が9日、保釈後初めて、ツイッター(Twitter)上で政府批判を展開した。

 同氏はまず、「自分のせいで」投獄された同僚たちが獄中で「精神的にも肉体的にも激しい拷問を受けた」と述べた。自身のスタジオでデザイナーとして働く劉正剛(Liu Zhenggang)氏などは、拘留中に心臓発作を起こし、危うく命を落とすところだったという。

 別のつぶやきでは、同僚3人(会計士、アシスタント、運転手を務める艾氏のいとこ)が「不法に投獄された」と非難。

 さらにフォロワーに対し、作家の冉雲飛(Ran Yunfei)氏ら反体制派への強い支持を呼び掛けた。

 保釈後、公の発言を控えてきた艾氏は、6日に保釈後初めてツイッターにつぶやきを投稿していた。(c)AFP

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