【8月8日 AFP】米財務省とホワイトハウス(White House)は7日、ティモシー・ガイトナー(Timothy Geithner)米財務長官が留任を決めたと、相次いで発表した。

 ガイトナー氏については、米国債の格下げ問題を受けて野党・共和党から辞任を求める声が高まっていたが、財務省のジェニ・ルコント(Jenni Lecompte)報道官は、「ガイトナー長官は留任の意向を(バラク・オバマ)大統領に伝えた。ガイトナー氏は、偉大なる米国を待ち受ける難題に取り組むという重要任務への用意はできている」との声明を発表。ジェイ・カーニー(Jay Carney)大統領報道官も記者会見で、「大統領はガイトナー長官に対し、慰留を要請してきた。留任を歓迎している」と述べた。(c)AFP