【8月1日 AFP】韓国国防省は7月30日、軍事境界線に近い鉄原(Cheolwon)の漢灘江(Hantan River)付近で7月28日に北朝鮮の地雷2個を発見したことを明らかにした。集中豪雨や土砂崩れで地雷が境界線を越えて韓国側に流出したものとみられる。

 国防省によると、地雷は爆発物や信管などの起爆装置はなく、中身は空だったという。地雷が発見された地域では、横断幕を掲げたり観光客にビラを配ったりして危険を知らせるとともに、不審な物を見つけた場合は当局に通報するよう呼びかけている。

 韓国で北朝鮮の地雷が豪雨で流れてきたのは初めてではない。昨年も、地雷が入った木箱が韓国側に流失し、韓国人1人が死亡、1人が負傷している。(c)AFP

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