【7月14日 AFP】国連安全保障理事会(UN Security Council)は13日、9日に独立した南スーダンについて、国連への加盟を勧告する決議を採択した。14日の国連総会(UN General Assembly)で正式に承認され、193番目の国連加盟国が誕生する。

 潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)国連事務総長は、21年間続いた南北間の内戦に翻弄されてきた南部の人々にとって「自分たちの国と呼べるものができた」と述べた上で、「社会福祉、保健、教育など、あらゆる面で非常に多くの困難が待ち受けている。だが行政機関は脆弱だ。生まれたばかりの南スーダンは助けを必要としている」と各国に呼び掛けた。(c)AFP/Pierre-Antoine Donnet

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