【7月10日 AFP】マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)で9日、選挙制度改革を求める大規模なデモがあり、警官隊が催涙弾や放水銃などで鎮圧に乗り出し、1600人以上を拘束した。

 デモには野党指導者らも加わり、主催者発表で5万人が参加した。マレーシアの総選挙は来年初頭にも行われる予定だが、デモ参加者は票の買い占めの撲滅や不正の防止などを含む選挙制度の改革を要求して首都を行進した。当局による大規模な鎮圧が行われ、野党指導者の一部も拘束されたものの、デモが中止されることはなかった。(c)AFP/Romen Bose