【7月5日 AFP】ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領が4日、療養先のキューバから約1か月ぶりにベネズエラに帰国した。

 副大統領や閣僚らが待つ首都カラカス(Caracas)の空港に降り立った大統領は、飛行機のタラップで勝利のサインとしてこぶしを振り上げた。

 大統領は国営テレビに対し、「家に戻れて大変うれしい」と述べたが、5日に行われる独立200周年記念式典に通しで出席することは難しいとの見方を示した。「公式行事のすべてにあなた方と一緒に参加できるとは思わないが、わたしはあなた方と共にある」

 大統領は、前月30日にキューバから行ったテレビ演説で、がん性腫瘍の摘出手術を受けたことを明らかにした。(c)AFP/Beatriz Lecumberri

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