【6月23日 AFP】イラク政府は22日、東日本大震災を受けて、日本に義援金1000万ドル(約8億円)を寄付する意向を明らかにした。また、原油輸出の用意もあるという。

 イラク政府は声明で、「日本の震災を受けて1000万ドルの寄付を決めた。また、日本企業がイラク産原油の輸入に関心がある場合、これに対応する用意がある」と表明した。

 日本は、津波による被害を受けた地域で原子炉の運転を停止。加えて、他の地域の原子炉も予防措置として一時停止しており、原子力以外の電力供給源の模索を余儀なくされている。

 日本はこれまでも、少量だがイラクから原油を輸入している。(c)AFP