内閣改造、信任投票へ 新たな緊縮案可決に向け ギリシャ
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【6月16日 AFP】ギリシャのヨルギオス・パパンドレウ(George Papandreou)首相は15日のテレビ演説で、16日に内閣を改造し、早期に内閣の信任投票を行うと発表した。
首相はまた、「同じ道を歩き続ける」と述べ、現行路線の堅持を強調した。
政府は、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から第2次支援を受けるにあたり、新たな緊縮策を盛り込んだ法案を議会で通過させる必要がある。だが、緊縮策への反発は根強い。
国営テレビNETなど複数のメディアは演説に先立ち、首相が最大野党・新民主主義党のアントニス・サマラス(Antonis Samaras)党首に大連立を持ちかけ、大連立が成って法案が可決されるならば辞任してもよい、と伝えたと報じている。だが、サマラス党首は提案を拒絶したもようだ。(c)AFP/John Hadoulis
首相はまた、「同じ道を歩き続ける」と述べ、現行路線の堅持を強調した。
政府は、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)から第2次支援を受けるにあたり、新たな緊縮策を盛り込んだ法案を議会で通過させる必要がある。だが、緊縮策への反発は根強い。
国営テレビNETなど複数のメディアは演説に先立ち、首相が最大野党・新民主主義党のアントニス・サマラス(Antonis Samaras)党首に大連立を持ちかけ、大連立が成って法案が可決されるならば辞任してもよい、と伝えたと報じている。だが、サマラス党首は提案を拒絶したもようだ。(c)AFP/John Hadoulis