ベトナムで異例のデモ、領海問題で中国に抗議
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【6月6日 AFP】ベトナムの首都ハノイ(Hanoi)の中国大使館前で5日、同国では異例のデモがあり、約300人のデモ参加者が南シナ海(South China Sea)での領有権問題をめぐり中国に抗議した。
デモ隊は、「問題を起こす中国に抗議する」などと書かれたプラカードを掲げ、およそ30分にわたり平和的に抗議行動を行った後、監視していた50人規模の警官隊の要請を受けて解散した。
社会主義体制のベトナムでデモが行われるのは異例。南シナ海の南沙(スプラトリー、Spratlys、ベトナム名チュオンサ)諸島と西沙(パラセル、Paracels、ベトナム名ホアンサ)諸島の領有権をめぐり、中国ベトナム間は緊張が高まっていた。
5月には、同海域で中国の監視船がベトナムの原油探査船を妨害し、ベトナム政府は主権の侵害と国連海洋法条約(United Nations Convention on the Law of the Sea、UNCLOS)の違反だと非難していた。(c)AFP
デモ隊は、「問題を起こす中国に抗議する」などと書かれたプラカードを掲げ、およそ30分にわたり平和的に抗議行動を行った後、監視していた50人規模の警官隊の要請を受けて解散した。
社会主義体制のベトナムでデモが行われるのは異例。南シナ海の南沙(スプラトリー、Spratlys、ベトナム名チュオンサ)諸島と西沙(パラセル、Paracels、ベトナム名ホアンサ)諸島の領有権をめぐり、中国ベトナム間は緊張が高まっていた。
5月には、同海域で中国の監視船がベトナムの原油探査船を妨害し、ベトナム政府は主権の侵害と国連海洋法条約(United Nations Convention on the Law of the Sea、UNCLOS)の違反だと非難していた。(c)AFP