【5月23日 AFP】ドイツ北部ブレーメン(Bremen)州で22日行われた州議会選挙で、州議会選挙として同国で初めて16~17歳に選挙権が認められた。

 ドイツでは、市町村レベルでは7州が16歳から投票を認めているものの、連邦議会選挙と州議会選挙の投票権はブレーメンを除く15州・特別市では現在も18歳以上に制限されている。

 選挙は、社会民主党(SPD)と連立を組む野党・緑の党(Greens)が反原発を掲げて躍進。アンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相率いる与党・キリスト教民主同盟(CDU)は第3党に滑り込みそうだが、企業経営者が主体の自由民主党(FDP)は全議席を失う見通しだ。(c)AFP