【5月23日 AFP】コートジボワールの首都ヤムスクロ(Yamoussoukro)で21日、アルサン・ワタラ(Alassane Ouattara)新大統領の就任式が行われた。
 
 コートジボワールでは、大統領選での敗北を認めないローラン・バグボ(Laurent Gbagbo)前大統領とワタラ氏勢力との争いが内戦状態にまで発展していたことから、ワタラ新大統領は就任演説のなかで、「コートジボワール国民が団結するために、この美しいコートジボワールの礎となる価値を新たに築く時が訪れた」と述べて、国民間の和解を呼びかけた。

 就任式には、アフリカ各国首脳のほか、国連(UN)の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長や旧宗主国フランスのニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)大統領が参列した。(c)AFP

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