リビア石油相がチュニジアに出国、亡命か
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【5月18日 AFP】リビアの最高指導者ムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の腹心ショクリ・ガネム(Shukri Ghanem)石油相が亡命した可能性が17日浮上した。
チュニジア政府筋はAFPの取材に対し、ガネム氏が14日に車でリビアを出国、隣国のチュニジアに入り、南部の観光地ジェルバ島(Djerba)のホテルにチェックインしたことを明らかにした。
ホテル関係者は、ガネム氏と家族が17日早朝にチェックアウトしたことを認めた。行き先は不明だという。
ガネム氏はリビア国営石油会社(Libyan National Oil Corporation)の総裁も兼務する重要人物。亡命が確認されれば、2月中旬に反体制デモが始まって以来、政権中枢の人物がまた新たに政権を離脱したことになり、カダフィ大佐にとっては大きな打撃となる。(c)AFP/Imed Lamloum
チュニジア政府筋はAFPの取材に対し、ガネム氏が14日に車でリビアを出国、隣国のチュニジアに入り、南部の観光地ジェルバ島(Djerba)のホテルにチェックインしたことを明らかにした。
ホテル関係者は、ガネム氏と家族が17日早朝にチェックアウトしたことを認めた。行き先は不明だという。
ガネム氏はリビア国営石油会社(Libyan National Oil Corporation)の総裁も兼務する重要人物。亡命が確認されれば、2月中旬に反体制デモが始まって以来、政権中枢の人物がまた新たに政権を離脱したことになり、カダフィ大佐にとっては大きな打撃となる。(c)AFP/Imed Lamloum