同性婚パートナーは「家族」、法的権利認める ブラジル最高裁
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【5月6日 AFP】ブラジル最高裁判所は5日、同性婚のパートナーにも男女間の結婚と同等の法的権利を認める判断を下した。今後は、同性婚パートナーも法的に「家族」と認められることになる。
リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)州のセルヒオ・カブラル(Sergio Cabral)知事と検事局が、全ての州職員に同等の権利を与えたいとして、最高裁の判断を仰いでいた。
同性愛者の権利を専門とするある判事は、「同性愛者間の(事実上の婚姻である)シビル・ユニオンや同性婚に関する法律がブラジルに存在しない以上、最高裁の判断は最良の結果だ」と述べた。
ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)で毎年開かれるゲイパレードは、世界でも有数の規模を誇る。だが、その一方で同性愛者に対する差別や暴力、殺人なども、世界の中で際立って高い国だ。また、同性婚に反対するカトリックの信者数でも世界最大なため、同性愛者の権利に対する抵抗も強い。
南米では、2007年にウルグアイが初めて同性愛カップルのシビル・ユニオンを法的に認め、2010年にはアルゼンチンが、初めて同性愛者間の結婚を合法化している。(c)AFP/Yana Marull
リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)州のセルヒオ・カブラル(Sergio Cabral)知事と検事局が、全ての州職員に同等の権利を与えたいとして、最高裁の判断を仰いでいた。
同性愛者の権利を専門とするある判事は、「同性愛者間の(事実上の婚姻である)シビル・ユニオンや同性婚に関する法律がブラジルに存在しない以上、最高裁の判断は最良の結果だ」と述べた。
ブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)で毎年開かれるゲイパレードは、世界でも有数の規模を誇る。だが、その一方で同性愛者に対する差別や暴力、殺人なども、世界の中で際立って高い国だ。また、同性婚に反対するカトリックの信者数でも世界最大なため、同性愛者の権利に対する抵抗も強い。
南米では、2007年にウルグアイが初めて同性愛カップルのシビル・ユニオンを法的に認め、2010年にはアルゼンチンが、初めて同性愛者間の結婚を合法化している。(c)AFP/Yana Marull