カーター氏「北朝鮮は米国との関係改善を望んでいる」、ナンバー2と会談
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【4月28日 AFP】北朝鮮を訪問中のジミー・カーター(Jimmy Carter)元米大統領は27日、平壌(Pyongyang)で同国ナンバー2の金永南(キム・ヨンナム、Kim Yong-Nam)最高人民会議常任委員長と会談した。朝鮮中央通信が報じた。
金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記への贈り物も託したという。
カーター氏は同日、自身のブログに、「北朝鮮は米国との関係改善を望んでおり、どのような問題であれ米韓と無条件に協議する用意がある。そう何度も聞かされた。ただし問題は、北朝鮮が、米国から何らかの安全保障が得られない限り核開発を続ける決意をしていることだ」と投稿。暗に米韓の対北朝鮮政策を批判した。また、平壌で歓待を受けた様子も披露している。
同氏は、国際人道グループ「エルダーズ(The Elders)」の一員として、朝鮮半島の緊張緩和、食糧不足対策の協議、北朝鮮核問題をめぐる6か国協議再開への働きかけなどを目的に、同国を3日間の日程で訪問している。
26日には朴宜春(パク、ウィチュン、Pak Ui Chun)外相とも会談。金総書記や、後継者とされる三男、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)氏との会談が実現するかは不透明だ。(c)AFP/Simon Martin
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金正日(キム・ジョンイル、Kim Jong-Il)総書記への贈り物も託したという。
カーター氏は同日、自身のブログに、「北朝鮮は米国との関係改善を望んでおり、どのような問題であれ米韓と無条件に協議する用意がある。そう何度も聞かされた。ただし問題は、北朝鮮が、米国から何らかの安全保障が得られない限り核開発を続ける決意をしていることだ」と投稿。暗に米韓の対北朝鮮政策を批判した。また、平壌で歓待を受けた様子も披露している。
同氏は、国際人道グループ「エルダーズ(The Elders)」の一員として、朝鮮半島の緊張緩和、食糧不足対策の協議、北朝鮮核問題をめぐる6か国協議再開への働きかけなどを目的に、同国を3日間の日程で訪問している。
26日には朴宜春(パク、ウィチュン、Pak Ui Chun)外相とも会談。金総書記や、後継者とされる三男、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)氏との会談が実現するかは不透明だ。(c)AFP/Simon Martin
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