【4月28日 AFP】イスラエルのエフド・バラク(Ehud Barak)国防相が前月、滞在していたロンドン(London)のホテルに書類を置き忘れていたことがわかった。イスラエル民放テレビ、チャンネル2(Channel 2)が26日、報じた。

 バラク国防相は前月、ニューヨーク(New York)へ向かう前に、ロンドンのホテル、パークプラザ・ウェストミンスター・ブリッジ(Park Plaza Westminister Bridge)に一泊した。バラク氏がチェックアウトした後、同じ部屋に滞在したイスラエルのビジネスマンが、残された書類を発見。イスラエルの治安当局に電話で連絡。治安当局職員が書類を回収した。書類にはバラク国防相のメモ書きも残されていた。

 イスラエル国防省も、バラク氏が同ホテルに書類を置き忘れたことを認めたが、「極秘書類」ではなかったという。イスラエル政府は閣僚が滞在した後のホテル室内を政府職員に点検させているが、問題は、職員が任務を怠ったためだと説明している。(c)AFP