英政府、男子優先の王位継承法の改正検討
このニュースをシェア
【4月18日 AFP】英国政府は16日、王室の王位継承システムの改革を検討していると発表した。王位が男子優先でなくなれば、ウィリアム王子(Prince William)と婚約者ケイト・ミドルトン(Kate Middleton)さんに子どもが生まれた場合、男女関わらず最初の子どもがウィリアム王子に次ぐ継承順位となる。
現在の王位継承法では、先に女子が生まれていたとしても、男子が高い継承順位に就く。
憲法改正を担当するニック・クレッグ(Nick Clegg)副首相は、将来生まれるであろうウィリアム王子の子どもが、男女関係なく平等に王位を継承できるよう、法の改正を検討している。
しかし、英女王は英国を含め16か国の元首を務めており、法を改正するには残り15か国でも承認を得る必要がある。政府報道官はこの点を指摘し、法の改正は「複雑で困難」となるだろうとの見解を示したうえで、連邦加盟国との話し合いがすでに始まっていることを明らかにした。(c)AFP
現在の王位継承法では、先に女子が生まれていたとしても、男子が高い継承順位に就く。
憲法改正を担当するニック・クレッグ(Nick Clegg)副首相は、将来生まれるであろうウィリアム王子の子どもが、男女関係なく平等に王位を継承できるよう、法の改正を検討している。
しかし、英女王は英国を含め16か国の元首を務めており、法を改正するには残り15か国でも承認を得る必要がある。政府報道官はこの点を指摘し、法の改正は「複雑で困難」となるだろうとの見解を示したうえで、連邦加盟国との話し合いがすでに始まっていることを明らかにした。(c)AFP