【4月14日 AFP】アルゼンチンのアマド・ブドゥ(Amado Boudou)経済財務相が11日夜、ソーシャルメディア「ツイッター(Twitter)」の自身のアカウントのフォロワー(読者)500人を招き、ブエノスアイレス(Buenos Aires)のバーで「オフ会」を開催した。

 ブドゥ氏には6万4000人のフォロワーがおり、オフ会には1700人が参加を希望。実際に参加できたのは選ばれた500人だけだったが、ブドゥ氏宛の質問はツイッター上でも募られ、3000件以上が集まった。

 オフ会開始にあたってブドゥ氏は、「フォロワーと直接会って語り合いたかった」と挨拶した。「ツイッターは、民主主義の『質』を上げる手助けをしてくれる。大手メディアを通さなくても、このように直接やりとりが出来るのだから」

 1時間にわたるオフ会での討論の最中は、ハッシュタグ#boudou20がアルゼンチンのトレンド(ツイッター上で盛り上がっている話題)のトップになった。

 ブドゥ氏は7月10日のブエノスアイレス市長選に与党候補として出馬を目指しており、オフ会では選挙戦で何を訴えていくかなどが論じられたという。(c)AFP