【4月12日 AFP】菅直人(Naoto Kan)首相は12日夕の記者会見で、東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所事故について、徐々に安定化しており、放射性物質の放出も減少傾向にあると語った。

 また、1986年のチェルノブイリ(Chernobyl)原発事故以降最悪の原発事故を引き起こした地震と津波の発生から1か月が過ぎたことを受け、普段の生活をしていくよう国民に呼びかけた。

 さらに首相は、自民党など野党にも被災地復興の計画立案に参加してほしいと呼びかけた。(c)AFP