フジモリ氏長女、決選投票へ ペルー大統領選
このニュースをシェア
【4月12日 AFP】ペルー大統領選は11日、左派で元軍人のオジャンタ・ウマラ(Ollanta Humala)候補(48)とアルベルト・フジモリ(Alberto Fujimori)元大統領の長女ケイコ・フジモリ(Keiko Fujimori)候補(35)が決戦投票に進むことが確実となった。
選挙管理委員会によると、開票率約80%の時点で、ウマラ氏が得票率30.5%でトップ、ケイコ氏が23%で続いている。3位は元首相のペドロ・パブロ・クチンスキ(Pedro Pablo Kuczynski)候補(72)で得票率は20%。
決選投票でペルー国民は、ベネズエラのウゴ・チャベス(Hugo Chavez)大統領にもなぞらえられる国家主義者のウマラ氏と、服役中の父親の影響を不安視する人の多いケイコ氏という、両極にある2人のどちらかを大統領に選ぶことになる。(c)AFP/Sophie Nicholson