【4月1日 AFP】ニコラ・サルコジ(Nicolas Sarkozy)仏大統領は31日来日し、菅直人(Naoto Kan)首相と会談した。

 サルコジ大統領は東京電力(Tokyo Electric Power Co.TEPCO)福島第1原発の事故処理を支援する意向をあらためて示すとともに、主要20か国・地域(G20)の原子力機関による国際的な原子力発電所の安全基準が必要だと述べた。

 原子力発電所の数で世界第2位のフランスは、これまでに専門家を日本に送り、福島第1原発の冷却作業を支援している。また、仏原子力大手アレバ(Areva)も同日、東京電力に対する技術的な支援体制を強化すると発表した。(c)AFP