ミャンマー軍事政権が解散、名目上は民政に移行
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【3月30日 AFP】ミャンマーの国営テレビは30日、テイン・セイン(Thein Sein)首相の大統領就任を受け、同国軍事政権が「正式に解散」したと報じた。
国営テレビは、軍事政権トップのタン・シュエ(Than Shwe)国家平和発展評議会(SPDC)議長が署名した命令書を引用し、「次期政権の発足に伴いSPDCは正式に解散した」と報じた。
これに先立ち、ある高官がテイン・セイン大統領の就任式にミン・アウン・フライン(Min Aung Hlaing)将軍がタン・シュエ氏の肩書きだった国軍最高司令官として出席したと語ったことから、タン・シュエ氏はその地位から退いたと見られていた。
前年11月の選挙から軍政解散に至る一連の動きを経てミャンマーは形の上では民政に移行したが、軍が権力を握っている状況に変わりはなく、多くのアナリストはタン・シュエ氏が引き続き何らかの形で権力を保持すると考えている。(c)AFP/Hla Hla Htay
国営テレビは、軍事政権トップのタン・シュエ(Than Shwe)国家平和発展評議会(SPDC)議長が署名した命令書を引用し、「次期政権の発足に伴いSPDCは正式に解散した」と報じた。
これに先立ち、ある高官がテイン・セイン大統領の就任式にミン・アウン・フライン(Min Aung Hlaing)将軍がタン・シュエ氏の肩書きだった国軍最高司令官として出席したと語ったことから、タン・シュエ氏はその地位から退いたと見られていた。
前年11月の選挙から軍政解散に至る一連の動きを経てミャンマーは形の上では民政に移行したが、軍が権力を握っている状況に変わりはなく、多くのアナリストはタン・シュエ氏が引き続き何らかの形で権力を保持すると考えている。(c)AFP/Hla Hla Htay